小児科・眼科・耳鼻咽喉科 開業の医療機器について

今回は、小児科・眼科・耳鼻咽喉科開業のときに医療機器を選ぶポイントを書きたいと思います。
小児科のメイン医療機器は、血球計数機とCRP装置になります。内科も標榜する場合は、レントゲン装置の導入をお勧めしております。小児神経疾患の専門医療機関として脳波計を導入する先生もいらっしゃいます。
眼科のメイン医療機器は、診察室でスリットランプや眼底カメラ、暗室検査室でレーザー、OCT、視野計等、明室検査室では、ノンコン、レフケラ、レンズメーター等の医療機器を購入します。そして、これらの検査データーをどのようにファイリングするかを検討します。検査機器によりファイリングシステムへデーターを送る際、接続費用が高額の場合や接続不可能な場合もあります。
耳鼻咽喉科のメイン医療機器は、診察ユニットと聴力検査機器、ネブライザーになります。レントゲンを検討する場合は、耳鼻科用レントゲン装置と防護ボックス、CR装置を導入されると良いと思います。注意したい点は、先生によって診察ユニットと医療機器の配置が違う為、打合せが必要です。
このように、科目によって使用する医療機器は違い、また日進月歩で医療機器が変化しています。院内のIT化も進みネットワークを構築する必要が増えてきました。是非、信頼をおける医療器械販売会社を見つけて各メーカーの窓口役とネットワーク取りまとめをお願いされることをお勧めいたします。
耳の大きな医療機営業マン

2013-03-31