メーカー担当者直伝!電子カルテ選定のコツとは2

今回は小児科を標榜される先生方の選定のポイントを書きたいと思います。
 急性疾患が多い科目ですので、過去の病歴、アレルギー情報等、患者情報の閲覧性を重要視いただくことをお勧めいたします。
紙カルテであれば、大きな文字で書いたり、文字に丸をしたりと、過去カルテを見返したときに見落としたくない情報の書き方を工夫いただけます。しかしながら電子カルテですとワープロ文字となるため、場合によっては大切な情報を見落としてしまうこともありえます。
 最近では、薬の総合作用や併用禁忌薬に関してのチェック。また、体重から薬の適用量を計算することまで出来るようになっており、薬の表をみて計算することはなくなっております。
 カルテの閲覧性に関しては色を変更できたり、注意したい情報だけを検索・抽出できたりと、各メーカー様々な方法で工夫を凝らしております。
 また、健診カルテや予防接種の管理、成長曲線がどうなっているのかを確認いただいてはいかがでしょうか。こういった点は耳鼻科の先生方にもポイントになると思います。
 最近では、予約システムや順番管理システムを導入される先生方も増えております。
こういったシステムとの連動性を確認いただいたほうが宜しいかと思います。
ご開業時に導入をされないとしても、将来的に導入する可能性を考え、念のため連動性を確認いただいておいたほうが宜しいかと思います。
次回は内科を標榜される先生方の選定のポイントを書きたいと思います。
つぶらな瞳の電カル営業マン

2013-06-30