「自動精算機について」

6月になりだんだんと蒸し暑くなってきました。マスクをしながらの行動の際に熱中症に注意しましょう。とくに現場作業の方はこまめに水分補給を心掛けましょう。また、換気をしながらの冷房使用となりますと機器の負担が大きくなります。可能であれば時間を決めて換気を行うなど、冷房機器の効率も検討しましょう。

さて、今回は受付の自動精算機についてです。数年前まで自動精算機はほとんど導入されていなかったのですが、やはりコロナの影響もあり導入を検討・決定されるクリニックが多くなりました。以前のコラムでも記載しましたが、自動精算機は不慣れな方ですと時間がかかってしまうというデメリットがありました。ですが、レジ内の金額が合わなくならないメリットもあり、導入を検討されるクリニックがほとんどでした。去年からは感染症対策として患者様と直接金銭のやりとりを避ける事を目的として導入されるクリニックが多くなりました。不慣れな方…と言うデメリットに関しても他店舗でも導入が進み、使い慣れた方が多くなった点も大きいかと思います。まあそもそもが駅で切符を買える方であれば使い勝手に苦労する事は無いのかなと思います。
今後も対面はしますが、直接のやりとりが無い非接触型の対応機器が増えるかと思います。自動精算機に加え、診察券・保険証・処方箋・紹介状なども電子化されスマホやマイナンバーカードで対応する事になるかと思います。(その分紛失時はダメージが大きいのですが…)

新規でクリニックを計画されている方は受付まわりに予備の電源、LAN配線または空配管も敷設しておくと良いでしょう。

クリニックの設計士屋さん
【2021/05/31】

2021-05-31