早いもので今年もあと2ヵ月です。肌寒い日が多くなり体調を崩しやすい季節になりました。皆さまも体調管理にはお気を付け下さい。さて、今回は私が一年を通じて感じた事を述べさせて頂きます。個人ブログのような回ですみません。
今年も新規開設や改装、大規模な案件や家具の提案等、クリニックの様々なお手伝いをさせて頂きました。依頼を受けるありがたさ、信頼に応えることの大切さを切に感じております。どのような案件でもそのクリニックや先生方、スタッフの方や患者様にとってより良くなる為に関わる方々が同じ方向を向くことが大切だと感じました。先生の判断だから、スタッフがこう言うから、業者がこう言ったから…。打合せを進めるにあたって色々な分岐点が発生します。もちろんそのひとつひとつを検証することも大事なのですが、立ち位置によっては自己都合に偏ってしまうこともあります。その様な時は新しいクリニックを開設する意味、既設のクリニックを改装する意味を考え、計画のコンセプトを関係者で共有して検討することが大切だと思いした。立ち位置が違っても考え方が異なっても目的とする場所が同じであれば、より良い意見交換になると思います。誰に任せるのでもなく、個人の意見を押し通すのでもなく、同じ目的地に向かってのそれぞれの立ち位置での役割を自覚することが大切です。その役割を担う方に依存せずに信頼することが大切だと思います。どのような案件でも悪くなる為の計画はありません。携わる関係者が同じ方向を向いて足並みを揃えていければより良い方向に向かうと思います。
…設計の話でもなく、精神論的な回となりすみません。今年もあと2ヵ月です。ラストスパートなどはせずに今まで通りに皆さんと足並みを揃えて歩いて行きたいと思います。
クリニックの設計士屋さん
「足並みを揃えることの大切さ」
2018-10-31