求人広告について

今回は、広告戦略とは少しはずれてしまいますが、ブランドイメージ作成の次に実施していただく事が多い、求人広告についてお話します。ただ、求人とはいえ、最初に地域に開院を知らせる媒体となりますので、新規開院という言葉や場所などアピールしていただきたいと思います。
求人広告には、大きく分けて3つの媒体があり地域や職種、雇用形態など状況に応じて媒体を選び掲載をします。それぞれの特徴をご案内しますので、参考にしてください。
新聞折込(アイデムなど)は、毎週日曜日に朝日・読売・毎日新聞に折り込まれます。指定の地域に10万部配布され、医院周辺からの募集に適しています。新聞を購読している方が対象のため、主婦など家庭を持つパートの応募が多い傾向です。多摩地域や地方では、ある程度の応募を見込めますが、都内中心部は応募が少なくなるケースがあります。
情報誌(タウンワークなど)は、毎週月曜日発行で、駅やコンビニ、ファミリーレストランなどに設置されているフリーペーパーです。設置エリアは、路線の沿線など、かなり広めに設定されているため、広い地域からの募集に適しています。無料で気軽に購読できるため、比較的若い方の募集が多い傾向です。初回利用割引(通常料金の半額)や特集号掲載により3週間連続掲載可能など、いろいろな特典がありますので活用してみてください。
インターネット(とらばーゆなど)は、毎週月曜日更新でネット専門の募集となります。地域は、関東エリアや全国など広範囲からの募集が可能で、ある程度パソコンを利用できる方の募集が期待できます。看護系専門のサイトもあり看護師や有資格者などスキルを求める募集に適しています。
以上、それぞれの媒体で特徴がありますが、受付事務や看護助手のパート募集であれば、新聞折込である程度の応募を見込めるケースが多いです。ただ、看護師募集の場合は、応募状況が非常に厳しいですので、いくつかの求人広告媒体を組み合わせて、募集することをお勧めします。待遇面の給与などは、各求人媒体で平均値などデータを持っていますので参考にしてみてください。1回の募集でスタッフが確保できればベストですが、時期やタイミングなどで応募が少ない時もありますので、2回目の募集も可能な少しゆとりのある日程での計画をお勧めします。
ちょっと太めの広告マン

2012-05-31