患者の気持ち

今回はウェブ担当の渡辺がクリニックに通う側の気持ちを書かせていただきます。主婦がどのようにクリニックを選び、通院するようになるかをこのコラムでご理解いただき、集患のお役に立てればと思います。
クリニックに行くきっかけは大きく二つに分かれます。一つは非常に具合が悪く、緊急を要するとき。もう一つは定期検診など長期的に通う場合です。
非常に具合が悪い場合、近所のクリニックを探す方が多いと思います。ホームドクターが近所の場合は悩むことなくそのクリニックに行きますが、少し離れていたりする場合はインターネットや携帯電話で「地名+科目名」で検索する人が圧倒的に多いです。ホームページを開設していて、写真などで院内の様子やドクターを見ることができると安心して、クリニックに向かうことができます。体調が悪い時は気持ちも弱っていますので、良くも悪くも強く印象が残りがちです。例えば、「インフルエンザの疑いがある」とクリニックに行ったとき、受付の方やドクターが「大丈夫ですか?おつらいですね。あちらでお待ちください。」と優しく接してくれたら、次からもこのクリニックに来ようと思うかもしれません。しかし、「他の患者様に感染すると大変ですから、あちらでお待ちください。」とバイキン扱いされたら、もう二度とこのクリニックには行かないと心に誓います。この時の印象はクチコミという形で近所に出回ります。主婦やママのネットワークはとても強いものがあります。それだけでなく、美容院やネイルサロンなどの雑談でも「こないだ、インフルエンザにかかって…」とクリニックの出来事を話す方もいらっしゃると思いますので、クチコミの影響力は多大です。このコラムをお読みの先生方には地域に良いクチコミを広げていただきたいと思います。
ゲレンデでの異性の魅力は3割増しとよく言われますが、具合が悪い時のクリニックの印象は5割増しと思って、スタッフやドクターも優しく、優しく、患者様に接していただきたいと思います。
次回は定期検診など長期的に通う場合を考えていきたいと思います。

webデザイナー渡辺

2011-01-31