プロモーションについて4

プロモーション3に引き続き、Nステージホームページ担当の渡辺がお送りいたします。
サイトを公開する目的を考えてみましょう。何を伝えたいかでページの割り振りが決まります。ここではクリニックの特色を大いに表現できます。クリニックのブログを公開していただき、身近に感じてもらうというのもクリニックを知っていただくのに効果的だと思います。逆に患者様は何を知りたくて、サイトを見るのかというのを考えると良いかもしれません。・診察時間・休診日・場所・電話番号を調べたい人が多いと思います。ウェブサイトは24時間その情報を提供することができます。さらにそれを調べた人が他のページを見て、クリニックに対して好感や安心感を持ってもらうことができるのです。どんな先生に診察してもらえるのかという不安の解消のために、先生のご挨拶や経歴を掲載し、さらに顔写真があれば、安心感が増すのではないでしょうか。インターネット上に写真を公開するという抵抗もあるかもしれません。世界中の誰でも見れることを考えながら、公開できる範囲で、患者様に身近に感じてもらえるような内容にしましょう。また、ご自身が抵抗ないので、スタッフの写真や名前、年齢などを公開してしまう方もいますが、スタッフにも個人の生活があります。必ず、許可を得てから載せて下さい。また、クリニック開院時は院内が一番シンプルなときでもあります。写真をたくさん撮っておくことをお勧めします。デジタルカメラで撮った写真を加工・切り取りし、ホームページのあちこちで使うこともできます。何気ないソファや飾られている絵がクリニックの雰囲気を伝える素材になるかもしれません。

次にデザインについて。せっかく公開するのですから見やすく、愛されるサイトにしたいものです。そして、クリニックの場合は老若男女だれにでも見られることを念頭においてください。見た目は綺麗だけど、ほしい情報が手に入らないサイトは作り手の自己満足に過ぎません。せっかく作るのだから凝ったものを……と思いがちですが、診察時間や地図などが瞬時にどのページにあるか解るようなボタン配置、クリニックの雰囲気が伝わるようなページ作りが最も重要です。メニューのボタンを上部や左右に置き、全頁共通にしておくと、どのページからでもクリックがしやすいと思います。また左上部にロゴマークを位置し、クリックしたらトップページに移動させるというのも暗黙のルールです。クリニックのロゴが決まっていましたら、ロゴマークの色を主体にページを作成していくとスマートな見た目になります。色がそろっていることで、見ている患者様に安心感を与えます。色はあまり使わず、3色くらいを目安に使うと良いと言われています。全体的なページのイメージは決まりましたか?

あとは、作成方法です。先生が作る場合と、業者に頼む場合があります。先生が作る場合のメリットとしましては、料金が安い、変更したいときに自分で変更できる、などが上げられます。しかし、かなりの覚悟が必要になります。サイトは一度作ってしまえば、それで終了というものではなく、リアルな情報を常に発信し続けていくものです。ですので、クリニックが忙しいときでも、サイトの更新が必要で負担になってしまうということがあります。また、ホームページを作成するのに色々なソフトが出ているので、数日で作れると言われますが、それでは見た目重視のサイトになり、ウェブサイトのルールを無視したつくりになってしまいがちです。プログラムのご理解が不可欠です。業者に頼む場合はメリットとしては時間の削減、イメージを形にしてもらえる、SEO対策をしてくれること、デメリットは料金やサービスがピンからキリまであり、どの業者に頼んでよいか迷うことなどではないでしょうか?開業後、長いお付き合いになるので、料金とどんな対応をしてくれるかはネックになってきます。最初は作成するけれど、その後は更新ごとに料金が発生するところもあります。契約するときは確認が必要です。「安かろう悪かろう」ではストレスを抱えることになります。どんな仕事もそうだと思いますが、業者に頼む場合は信頼関係が一番必要だと思います。かゆい所に手が届く、そんな業者を選んでください。

2回に渡りホームページでのプロモーションをお届けいたしました。コンピュータの世界は日進月歩です。時代に合ったコンピュータでのプロモーションを提供できるようにアンテナを張って、勉強していきたいと思います。
WEBデザイナー渡辺

2008-10-31