「コロナ感染症5類移行の件③」

気がつけば桜の花も咲き始め、天候と花見のタイミングを相談している間に葉桜に移り変わっておりました今日このごろ…。早いもので今年ももう4月。マスク着用などの行動規制緩和より約1ヵ月、5類移行までおおよそ約1ヵ月となりました。とは言え一般の公共施設ではまだまだマスクを着用している方がほとんどで行動制限が緩和された部分での精神的なゆとりができた事が大きいかと思います。5類移行後も基本的にはあまり変わらずだとは思いますが、気温の上昇にあわせてマスクをしない方も増えてくるでしょう。マスクの着用、非着用を巡って他人を攻撃する方々も出てきそうですが、自分の正義は他人の正義ではなく、あくまでも自分の正義です。他者に強要するものでは無いと思います。このコラムもそうですが、あくまでも私の考えであり、強制する考えではありません。このような考え方もあるなという点でご参考にして頂ければ良いなという程度の心持ちのコラムですのでご了承下さい。さて、それをふまえて。

5月からコロナ感染症が5類に移行となります。季節性インフルエンザと同じ扱いになる為簡易的に考えがちですが、コロナ感染症がなくなる訳ではありません。来院の患者さんでコロナ感染症が発覚した場合、症状によりますが入院施設の確認など、今まで保健所が行なっていた業務をクリニックが行わなければいけません。行動緩和に伴い体調のすぐれない方の来院も増える為、クリニックでの検査、陽性確認も増える可能性もあり、業務自体も増えていくでしょう。業務の効率化や予約システムの導入などで待合の混雑緩和などを検討された方が良いでしょう。コロナ感染症の5類移行やオンライン資格確認などいろいろとシステムの変化がありますが、診察を行うという部分については基本的に変化はありません。クリニック内でのマスク着用などで来院される患者さんやスタッフの方の不安を軽減できるようにしましょう。

クリニックの設計士屋さん

2023-03-31